概要
2018冬のWFでは展示のみでしたが、2019年2月のワンフェスはフルカラー・フル3Dプリント製品としてお届け出来ることになりました。
左が製品版。右は昨年展示していた彩色サンプルです。
全身にクリック関節や市販パーツを使い、しっかりブンドドできるように仕上げました。
腰のひねりをオミットした以外は標準的な可動範囲です。
できるだけありのままの状態で見ていただきたいので、サポート痕とキャノピー以外は全く表面処理せずに組み上げています。実際は光沢クリア→つや消しと重ねて部分塗装するだけでもかなり見栄えが変わります。
ライフルはマスターファイル版を少しアレンジした程度です。
ライフルはネオジム接続で背中のラッチに懸架できます。
ライフルは持ち手と懸架用グリップをまるごと差し替える方式です。
今回、キャノピーと主翼、尾翼はマスキングによる塗り分けが必要です。別パーツ化することも可能なのですが、実際、自分で作ってみて、強度、組やすさの観点から現在の仕様にしました。
背面はこんな感じ。背面ラッチにライフルが懸架されます。
瀧川さんのデザインは非常によく考えられており、例えば、頭部自体はSPTらしさをスポイルしないように結構な大きさなのですが、フェイスパーツは非常に小さく、小顔になるように描かれていて、野暮ったくならないんです。素敵。
この角度だと、頭の大きさが強調されて、よりSPTらしいです。
頭部キャノピーは引き出して開閉できます。コックピット内もしっかり作っているので、腕に覚えのある方はきれいに塗り分けちゃってください。
実際はもう少し開きます。アンテナは1mmスプリング接続です。
変形ギミック
それではここからは変形ギミックをご紹介します。
まず脚部を縮めます。スネ裏のカバーを引き出してロック用ポリから引き抜きつつ、足のアフターバーナー?を閉じます。
スネ全体をスライドで縮め、カバーを閉じます。
バックパックを股関節から伸びる3重クリック関節を使って下方に展開します。
脚部ロック用のピンを展開します。
展開したピンを脚部ロック用ポリに接続しながらバックパックを脚部に密着させます。
続いて、背骨フレームを展開します。SPT形態の時はこのフレームで頭部自体をロックするようになっています。
機首部のロック用ポリを外して展開します。
機首をスライドさせます。先端部にポリが仕込まれており、縮めるとそのポリとフレームのピンでロックが掛かります。
2重関節のフレームを使って胸部全体を展開します。
首フレームの根本を押し込むと、、、
スライドリンク機構で頭が胸部に収納され、また、機首下部の隙間を防ぐダクト上パーツがせり出してきます。
肩アーマーを畳んで腕部全体を内側にスライドさせます。ここにも簡易クリックが仕込まれています。
更に腹部全体を前方にスライドさせ、フロント、サイドアーマーを畳みます。これで腕部が収まるスペースができました。
背骨フレームのクランクを使ってバックパックとツライチになるように閉めます。
胸ブロックを所定の位置に移動させます。
主翼のクランクを使って全体的に前方に移動させれば、、、
戦闘機形態の完成です。
裏面はこんな感じ。ぎゅーってなっています。
動画にするとこんな感じです。
まとめ
以上、レイズナーMK-Vのギミック紹介になります。全身がスライドとクリックの塊です。250パーツほどですが、のんびり作って3日くらいでしょうか。別途インストもアップしますので、購入をご検討いただいている方はそちらも参考になさってください(もちろん紙も同梱します)。
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