MS形態
まずはMS形態から。フルカラー成形ですので、未塗装でこの状態です。素組なら3日ほどで出来上がります。
きれいなS字姿勢を取れるように各関節位置を調整しています。
本体の関節はイエサブの関節技やクリック関節を多用しているので、ガッチリなのですが、スタンドのほうが重さで負けがちなので、くっつき虫でかかとを補助しています。
コアトップの変形
それではまずはコアトップから。わかりやすく、分離状態で説明します。
襟(黄色)を後方にスライドさせ、コクピットブロックを90度展開。背面のブースターユニットも多重関節を展開して伸ばします。
ドラムフレームを中心にコクピットブロックを90度前方にスライドさせます。
更にブースターユニットと一体化している背骨と両腕を90度前方にスライドさせます。
両腕を付け根で90度起こし、肩フレームを起点に腕を更に90度展開、同時に肩後ろのキャノンを90度、下方向に展開します。
肘関節を引き出します。2段階のクリックスライドです。
下腕部を180度折りたたんで、、、
キャノンを基部からまるごと前方に展開しつつ、両腕を後方の定位置に移動させます。これでコアトップの変形は完了です。
ボトムベースの変形
続いてボトムの変形です。藤岡デザインらしい、素晴らしい脚線美です。
まず、リアスカートのクランク関節を使って左右に拡大しつつ、下方に展開します。同時に、しっぽユニットを上方に展開します。すべてクリック関節できっちりポジション移動できます。
続いてフロントスカートを上方に跳ね上げます。赤丸のところに軸があります。
ドラムフレームを中心に股関節ブロックを90度、下方に展開することで、フロントスカートと脚部をまるごとポジション移動させます。
脚部のメインロックを外し、太ももに隠された3重関節のアームを展開します。ここもすべてクリック関節です。
アーム中程にある軸で脚部を180度回転させつつ、フロントスカートを後方にクランク移動させます。
アームを伸ばして、フロントスカート裏のロック用ポリにピンを差し込み、固定します。その際、脚部両側のバインダーを後方に展開します。一応、スタンドで保持できますが、心許ないので透明ブロックで補助しています。
ふくらはぎのロックピンを外し、アームを展開します。
足首を180度回転させ、内側に折り曲げます。更にふくらはぎ裏のバインダーを展開して、所定の位置にポジション移動させます。すべてクリック関節が仕込まれています。
最後に、ロックピンを格納して、尾翼?を展開すれば、ボトムの変形は完了です。
MA(クルーザー)形態
すごい迫力です。
とにかくごつい。これにラー装備が追加されるのだから今から想像しても恐ろしい。
まとめ
日本全国、1億数千万とも言われるAOZファンにとって、このハイゼンスレイⅡは大きなマイルストーンの一つだと思います。また、私自身、2年前にform2とライノセラスを始めた際、漠然と、無謀にもやりたいと考えていた”フルカラー・フル3Dプリント製品”を初めて実現できた、思い入れの深いキットとなりました。。。
などと、まとめっぽいことを書いていますが、まだまだギミック紹介も取説も続きます。ご購入いただいた皆様には、おまたせしてしまい、誠に申し訳ございませんが、もうしばらくお待ち下さい(TдT)。
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